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アリス・スプリングス旧電信中継所
現在のアリス・スプリングスの街から北へ4kmのところにあるアリス・スプリングス旧電信中継所は、開拓当時はアリス・スプリングスの中心地でした。1872年に建設され、かつてアデレードとダーウィンの間の通信を伝えた大陸縦断電信網の12の中継所のうち、現在最も良く保存されている施設で、復元された建物の内部には、20世紀初頭の暮らしを物語る様々な遺物が展示されています。
スクール・オブ・ジ・エア
ノーザン・テリトリーの遠隔地に暮らす子供達のための、130万平方㎞という世界一大きい教室を持つ学校です。 このタイプの教育施設としては世界初のシステムです。学校のある日には、誰でも放送されている授業を聞くことができます。
ロイヤル・フライング・ドクター・サービス
ジョン・フリン牧師の創設したロイヤル・フライング・ドクター・サービスは、1939年にアリス・スプリングスでサービスを開始した、世界初の航空機での医療サービスの組織です。ガイド付きのツアーで施設内の通信エリアを見学したり、活動の様子の展示で学んだりできます。
国立開拓女性記念館
歴史遺産に指定された建物の内部には、職業を持つために社会的慣習と戦った女性達の100を超える写真など、様々な女性に関する展示があります。さらに中心展示では、セントラル・オーストラリアの開拓を支えた女性達について知ることができます。この施設は、オールド・アンダード・ステーションの所有者で現在でもこの地に住むモリー・クラークが創設しました。
国立道路輸送記念館
カート・ヨハンセン・パビリオンの中にあり、大型車両の優れたコレクションを誇ります。世界最初のロード・トレイン(貨物車両を何両も連ねたオーストラリア特有の輸送トラック)、フォード社製のTモード小型トラック、1954年型の側弁式エンジンのフラット・トレー・トラックや、軍用車、Bモデルのマック・トラック、蒸気機関など様々な車両の実物や写真が展示されています。
アリス・スプリングスは大胆な開拓者達の存在なくして成立しませんでした。今日、アリス・スプリングスの周辺にはたくさんの重要な歴史スポットが点在し、オーストラリアの歴史ファンは当時の様子に思いを巡らすことができます。
ちょうど150年前、有名な探検家ジョン・マクドネル・スチュアートを代表とする探検家達が、オーストラリア大陸の内陸部を探索しました。そしてその数年後には、オーストラリアと海外とをつなぐ大陸縦断電信網が開通し、アリス・スプリングスの名が地図上に登場しました。
現在アリス・スプリングス旧電信中継所のある場所が、アリス・スプリングスの街の始まりでした。現在、当時の建物のいくつかが復元され、一般に公開されています。
長い間、アリスは辺境の入植地に過ぎませんでしたが、東マクドネル山脈で金が発見されてから、多くの鉱業者が移住しました。その後、牧畜業者達がシンプソン砂漠の周囲にヨーロッパの小国ほどもある大規模な牧場を作りました。
産業の発展とともに、遠隔地との輸送機関の整備が必要となり、1929年、ついにガン鉄道がこの地に到達し、アリス・スプリングスと南オーストラリアの間の重要な交通手段となりました。

