Kakadu > 州のあらまし > 信頼に足る観光産業
環境の持続性強化
ノーザン・テリトリーの観光産業は州政府と協力して気候変動という重要課題に対処しようとしています。 ノーザン・テリトリーの熱帯と砂漠の気候は特に気候変動の影響を受けやすく、また観光業界はその自然を売り物にしたアウトドアの観光地やアクティビティで成り立っています。 観光産業の活動が環境に与える影響を最小限に留めるという方針下の環境保護において、ノーザン・テリトリーがリーダーシップをとって活動しているのは大変意義があることです。
二酸化炭素排出量の削減
二酸化炭素排出量の削減は観光産業を環境面で持続可能なものにするための最重要課題です。 ノーザン・テリトリーではこれまで化石燃料に頼ってきた遠隔地のツーリズム・オペレーターが、「メーク・ザ・スイッチ」プログラムを利用した再生可能エネルギー使用システムへの移行を実現するために、国家と州の両方から補助金の支給を受けれるようになりました。
ツーリズム・オペレーターは仕事のやり方を変えて二酸化炭素の排出量を削減あるいは相殺することで、ノーザン・テリトリーの自然資源を保護するよう奨励されています。州政府は二酸化炭素排出量を削減あるいは相殺するスキームの進展を促す機会を求め続けています。
観光開発
将来的な観光需要を満たすための、ノーザン・テリトリーにおける持続可能な観光産業の開発は、ノーザン・テリトリー・ナチュラル・パートナーシップ・イニシアチブという取り組みを通して行われています。 ナチュラル・パートナーシップの目的は、州内の観光産業インフラへの投資を、環境面で持続性のある適切な開発プロジェクト向けにすることで、国立公園や自然保護の対象となっている地域への良質な投資を惹きつけることにあります。
文化の保護
先住民の文化はノーザン・テリトリーにたくさんの観光客を呼び込むための呼び物になっています。 州政府は州内に権威と持続性のある先住民文化の観光会社を設立する方法を模索するため、先住民文化の観光開発計画を作成中です。 こうした取り組みはアボリジニの人々の古代文化を支援・保護するように計画されており、それによって経済面とアボリジニ社会の独立性の両面で持続性を持たせることを狙っています。
業界内の認証制度
認証制度は観光産業に信頼性を持たせ、持続性を与えるためには、なくてはならない重要な要素です。 認証基準を満たしたオペレーターにはマーケティング上の優遇措置や一般損害賠償責任保険料の減額など、多大なメリットがあります。
アーネム・ランド高地での山火事のコントロール
科学者やブッシュファイヤーNTに協力するアボリジニのレンジャーたちは近年、アーネム・ランド高地で起こる山火事のコントロール方法に著しい進歩を見せています。 彼らはハイテク衛星情報やヘリコプターだけでなく、彼らの伝統的な知識も使ってそれに取り組んでいます。
高地にはカカドゥ国立公園内のものを含めて何百というロックアートの遺跡があり、世界のどこにもいないような動植物が生息しています。 山火事はそのような遺跡や生物の生息環境を脅かします。 州のレンジャーは山火事による焼失面積を劇的に減らし、結果としてノーザン・テリトリーからの温室効果ガスの排出量削減に成功しました。これは毎年30,000台の車の排出量を削減したのと同じ量です。




