州のあらまし / 自然
植物
自然はノーザン・テリトリーの偉大な財産の一つです。珍しい動植物の多いオーストラリアの中でも、ひときわ珍奇な植物や野生動物が生息しています。
ノーザン・テリトリーは場所によって気候がまったく違います。熱帯モンスーン性気候から砂漠気候まで幅広く、4,000種以上というきわめて多様な固有植物が生息できるのはそのためです。 砂漠の草原や灌木があり、北部のユーカリの森もあります。 アカシア属(マルガ、ジギー、ランスウッドなど)が繁殖する森や低木林がノーザン・テリトリー内のあちこちに見られます。 そうした広大な森の広がりの間に、雨林やマングローブ、ヒースの茂る野原、湿地、ペーパーバークの森など、比較的小さな緑地が点在しています。 ウルル・カタジュタ国立公園には416種以上の固有植物が生息しています。 多様な動植物についての知識は、人里離れた地域での暮らしにとても役立ちます。アボリジニの人々は3万年以上もの間、これらの森や草原で食料や薬を得て暮らしてきたのです。
動物
ノーザン・テリトリーには鳥類や昆虫、爬虫類、有袋類、哺乳類など多種多様な動物の生息できる環境があります。 世界で 7種類しかない海亀のうち、その6種類がテリトリー内の海に生息しています。 アオウミガメ、ヒメウミガメ、タイマイ、オサガメ、ヒラタウミガメ、アカウミガメ、これら6種類のウミガメは絶滅に瀕しています。 しかしノーザン・テリトリーでいちばん感動する動物は何といってもワニでしょう。 北部には住んでいる人間の数とほとんど同じくらいのワニが生息しています。州内の川に行けば必ず出くわします。
また州内には固有の動物だけでなく、馬、ロバ、ラクダ、水生動物、海洋動物など多数の珍しい動物たちが生息しています。 アーネム・ランドのコボルグ半島にあるコボルグ・マリン・パークだけで250種もの魚が記録されています。
国立公園と自然保護区
ノーザン・テリトリーにはカカドゥ国立公園とウルル-カタジュタ国立公園という2つの世界遺産に登録された国立公園があります。 州内にはキャサリン渓谷のあるニトミルク国立公園 (Katherine Gorge), リッチフィールド国立公園,西マクドネル国立公園、グレゴリー国立公園など、他に22の国立公園があります。
また上記の24の国立公園に加え、べリー・スプリングス自然保護区、コネルス・ラグーン保護区、テナント・クリーク電信基地歴史保全地区、テリトリー・ワイルドライフ・パークなど、73の自然保護区、保護地域、歴史保全地区、自然公園があります。






